『EA SPORTS ラグビー08』は、2007年9月6日にエレクトロニック・アーツから発売されたPlayStation 2対応のスポーツ(ラグビー)で、フランスで開催された「ラグビーワールドカップ2007」の公式ライセンスを取得し、実名で登場する世界各国の代表チームを率いてウェブ・エリス・カップの獲得を目指す本格的なラグビーシミュレーションゲームです。
シリーズの集大成として開発された本作は、密集戦(ラック・モール)やスクラムの挙動がさらに洗練されているほか、戦況に応じてディフェンスラインの陣形を瞬時に変更できる「ディフェンス・フォーメーション」システムを新たに搭載しています。これにより、相手の攻撃パターンを読み、外側に人数を割くか内側を固めるかといった高度な戦術的駆け引きが可能となりました。
また、メインとなる「ワールドカップモード」に加え、過去の大会の名場面を再現して歴史的な逆転劇や記録達成に挑む「ワールドカップ・チャレンジモード」を収録しており、セットプレイのカスタマイズ機能も充実しているため、アクションゲームとしての爽快感と戦略シミュレーションとしての奥深さを両立した、PS2世代におけるラグビーゲームの完成形と評価されています。
『EA SPORTS ラグビー08』は、4年に一度開催されるラグビーユニオンの世界一決定戦「ラグビーワールドカップ(2007年フランス大会)」を題材としています。この大会では南アフリカが優勝を果たし、日本代表がカナダ代表と引き分けて連敗記録を止めたことでも知られています。












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