『六ツ星きらり 〜ほしふるみやこ〜』は、天文部を舞台に、星にまつわる伝説と複雑な恋模様を描いた恋愛アドベンチャーです。2006年10月26日にデジタルゲインからPlayStation 2で発売されました。本作は、2004年11月5日にPCゲームブランド「千世(ちせ)」から発売された『六ツ星きらり』の移植版にあたります。家庭用への展開に際してサブタイトルが追加され、新キャラクターや新規シナリオの大幅な加筆が行われました。

このゲームの最大の特徴は、物語の開始時点で既に幼馴染のヒロイン「星見すばる」と交際しているという、恋愛ゲームとしては極めて珍しい設定から始まる点です。多くの作品が「告白」をゴールにするのに対し、本作は「付き合っている二人の関係が、新しい出会いや環境の変化によってどう変わっていくか」に焦点が当てられています。幸せな日常の中で、新たに入部してくる少女たちや、町に伝わる星の伝説が絡み合い、主人公とすばるの絆が試されることになります。

独自のシステムとして、複数の人物が登場するシーンにおいて「誰に視線を向けるか」をプレイヤーが決定する「CSS(キャラクターサイティングシステム)」が搭載されています。これにより、どのキャラクターを意識して会話を進めるかといった、臨場感のあるコミュニケーションが可能です。移植開発を担当したヒューネックスにより、家庭用版では新ヒロインの「亜美」と「香凛」のルートも追加されており、恋愛の維持に伴う痛みや、新しい選択肢との間で揺れる複雑な心理描写を、星空をテーマにした静かで美しいビジュアルと共に体験できます。

作中で描かれる天体観測のひとときや、星空の下で語らうシーンは、実際の夜空を見上げるきっかけを与えてくれます。自分の手で星座を探すための「星座早見盤」や、天体観測をサポートする本格的な星座図鑑は、画面の中で感じたロマンを現実の夜空に繋げるための実用的な道具になります。

夜空の地図を手に入れる本格星座早見盤

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