『零式艦上戦闘記 弐(れいしきかんじょうせんとうき・に)』は、2006年2月23日にタイトーよりPlayStation 2向けに発売された歴史シューティングゲームで、シリーズ第2作にあたります。2008年にはPlayStation Portable版も登場し、より多くのユーザーに展開されました。
本作は、前作『零式艦上戦闘記』のシステムをベースに、“if”の歴史を強化したミッション構成が特徴です。プレイヤーは太平洋戦争期の戦闘機を操り、史実に基づいた作戦や架空の展開を含む多彩なミッションに挑戦します。登場機体は60種類以上に及び、条件を満たすことで新たな機体が解禁されるコレクション要素も充実しています。
ゲームモードは「ミッションモード」「VSモード」「コレクションモード」の3種類で構成されており、戦闘状況の再現や対戦プレイも可能です。特にVSモードでは、設定を変更することで様々な戦況を再現でき、戦略性の高いプレイが求められます。PSP版では一部仕様が異なり、1人プレイ専用となっています。
また、戦艦大和や武蔵などの大型艦も登場しますが、プレイヤーが操作することはできません。グラフィックや演出はPS2水準で、リアルな空戦を意識した設計がなされています。ユーザー評価は分かれるものの、レシプロ戦闘機を扱う数少ないタイトルとして一定の支持を得ています。













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