『ふぁいなりすと』は、事務的な手違いから女子校に入学してしまった男子生徒を主人公とする恋愛アドベンチャーゲームです。2006年1月26日にプリンセスソフトからPlayStation 2で発売されました。PCゲーム等の移植ではなく、家庭用ゲーム機向けに企画・制作されたオリジナル作品です。名前の読み間違いが原因で、女子寮での生活を余儀なくされた主人公の波乱に満ちた日常が描かれます。

プレイヤーは主人公「白鷺美樹(しらさぎ・よしき)」となり、周囲から女性と勘違いされたまま学園生活を送ります。テキストを読み進めながら、会話や行動の選択肢を選ぶことでヒロインたちとの親密度が変化します。当初の目的は、学業やスポーツで優秀な成績を収めて共学部の校舎へ転入し、この環境から脱出することですが、共に暮らす寮生やクラスメイトたちとの交流を通じて、主人公の心境や目的意識に変化が生まれていきます。

季節のイベントや日々のトラブルを乗り越える中で、ヒロインそれぞれが抱える悩みや素顔に触れることになります。やがて女子部からの脱出という当初の目標よりも大切なパートナーとの関係を選び取り、個別のエンディングを迎えます。コミカルな設定から始まるドタバタ劇と、純愛ストーリーの両面を楽しめる構成となっています。

本作のシナリオは『Φなる・あぷろーち』などで知られる三浦洋晃氏が担当しています。最大の特徴は「ヒロイン別原画家制」を採用している点で、沢良木珠萌を若月さな氏、芹沢炎夏をしんたろー氏、薄野真沙穂を如月水氏、迫井和奏をあきのしん氏がそれぞれデザイン・原画を担当しました。また、オープニングテーマの歌唱をヒロイン役の平野綾氏が務めています。

ふぁいなりすと

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