『I/O(アイオー)』は、2032年の近未来・東京を舞台に、現実世界と仮想空間で起こる不可解な事件に挑むSFミステリーアドベンチャーゲームです。2006年1月26日にGN Software(現・PIACCI)からPlayStation 2で発売されました。

本作は、『Ever17』などの名作で知られる中澤工氏が企画・シナリオ監督を務めた意欲作です。プレイヤーは、性格も立場も異なる4人の主人公(A・B・C・D)の視点を切り替えながら、一見無関係に見えるそれぞれの物語を読み進めます。ハッカーチームのリーダー、未解決事件を追う刑事、記憶喪失の青年など、彼らの行動は複雑に絡み合い、やがて一つの巨大な「世界の真実」へと収束していきます。

ゲームシステムは、文章を読み進めるノベル形式ですが、選択肢だけでなく、他者の視点へ介入することで物語のルートを開拓するザッピングシステムのような要素があります。量子力学、天文学、マヤ文明、そしてハッキングといった専門用語が飛び交うテキストは非常に難解で、読み手を選びます。しかし、散りばめられた伏線が繋がり、タイトルの『I/O(Input/Output)』の意味や、隠されたトリックが明らかになる終盤の展開は、SFファンを唸らせる完成度を誇ります。システム面の不便さ(スキップの遅さなど)はありますが、それを乗り越えてでも体験する価値のある、重厚な「考察系」ゲームです。

本作の重要なテーマは、ネットワーク世界への「ダイブ(没入)」と、そこで行われる高速な情報のやり取りです。プログラマーやハッカーがキーボードを叩くように、指先から世界を変える感覚はゲーマーの憧れでもあります。そんなサイバーな気分を高め、快適な入力をサポートするメカニカルキーボードを提案します。

打鍵感が心地よいメカニカルキーボード

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