『HOMURA(ほむら)』は、2005年12月1日にタイトーよりPlayStation 2向けに発売された縦スクロール型シューティングゲームで、アーケード版からの移植作品です。戦国時代を舞台に、刀と銃撃を融合させた独自の戦闘スタイルが展開されます。

プレイヤーは主人公・焔(ほむら)を操作し、8方向レバーと2ボタン(ショット・抜刀)によって敵を撃破しながら進行する全5ステージ構成のゲームです。1〜3面はプレイ内容によって分岐し、4面で終了する場合と5面まで進む場合でエンディングが異なります。抜刀は近接攻撃だけでなく、敵弾を跳ね返す防御手段としても機能し、戦略性を高めています。

また、2ボタン同時押しによる「鬼殺陣(ボム)」は発動中無敵となり、敵の猛攻を切り抜ける手段として重要です。PS2版ではアーケード版にはない「ギャラリーモード」が追加されており、イラストや設定資料を閲覧することが可能です。ステージクリア時の評価やスコアランキングなど、やり込み要素も充実しています。

本作は、韓国のスコーネック社が開発を担当し、和風の世界観と弾幕系シューティングの融合を図った意欲作として注目されました。NESiCAxLive版も2012年に配信されており、アーケードでの再評価も進んでいます。

『HOMURA』は、スコーネックが開発したオリジナルのシューティングゲームで、戦国時代を舞台にした和風世界観と、刀による近接戦闘を取り入れた弾幕系シューティングとして、アーケードと家庭用の両方で展開されました。