『仮面ライダー響鬼』は、同名の特撮番組を原作とした3D対戦格闘ゲームです。開発はデジフロイドが担当し、シリーズ第4作として登場。太鼓の達人との連動機能を備えた異色のライダーゲームとして、ファンの間で話題を呼びました。
プレイヤーは響鬼、威吹鬼、轟鬼、斬鬼などの鬼ライダーたちを操作し、童子・姫や魔化魍との戦いに挑みます。戦闘は弱・強・特殊攻撃を組み合わせたコンボ主体で展開され、ボタン入力によって多彩なモーションが発生。条件を満たすことで響鬼紅や装甲響鬼へのフォームチェンジも可能となり、原作の進化を体感できます。特定のモードでは、音撃技をタタコンで演奏するリズムゲーム要素も導入されており、響鬼ならではの“音”の戦いが再現されています。
モードは「きよめモード」「フリーバトル」「魔化魍対戦」「猛士データベース」など多岐にわたり、1人プレイだけでなく2人協力プレイにも対応。魔化魍同士の対戦や、童子と姫のペア操作など、原作の設定を活かしたユニークな仕様が盛り込まれています。また、戦闘中に変身前の姿がCGで表示されるなど、平成ライダーゲームでは珍しい演出も見られます。
PlayStation 2専用タイトルとして、グラフィックや演出は当時の水準を満たしており、特典ディスク『太鼓の達人スペシャルバージョン』では主題歌「輝」「少年よ」を演奏可能。キャラ数や操作制限に課題はあるものの、音撃戦やフォームチェンジなど、響鬼の世界観を忠実に再現した本作は、シリーズの中でも異彩を放つ一作です。
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