『戦神 -いくさがみ-』は、神話と戦国時代が融合した世界で、おびただしい数の魔物の群れを単身でなぎ倒す群衆アクションゲームです。2005年11月24日に元気からPlayStation 2で発売されました。プレイヤーは、古の神「戦神」の力を宿した主人公・ヤマトとなり、ヒロインである巫女クシナを守りながら、各地に湧き出した「穢れ(ケガレ)」と呼ばれる魔物の大軍勢を浄化する戦いに挑みます。
このゲームの最大の特徴にして唯一無二の個性は、「敵数、65535。」というキャッチコピーが示す通り、画面を埋め尽くす圧倒的な敵の表示数です。プレイヤーは□ボタンや△ボタンの組み合わせで剣を振るい、数百、数千という単位で押し寄せてくる敵を文字通り「草刈り」のように薙ぎ払います。ゲージを溜めて発動する必殺技や、時間を遅くする「神威(かむい)」などの能力を駆使し、視界を覆う黒い点を一瞬で消し飛ばすカタルシスは、他のアクションゲームでは味わえない強烈なインパクトを持っています。
しかし、PlayStation 2というハードウェアの限界に挑戦しすぎた結果、代償として凄まじい「処理落ち」が発生します。敵が密集する場面ではゲーム全体の動作が極端に遅くなり、まるでスローモーションの中で戦っているかのような状態が常態化しています。また、敵のAIは非常に単調で、ただプレイヤーに向かって歩いてくるだけの存在になりがちです。この「処理落ちすら演出の一部」と割り切れるかどうかが評価の分かれ目となりますが、技術的な無茶をしてでも物量を表現しようとした開発陣の執念(狂気)は、ある種の伝説として語り継がれています。
ゲーム内で無尽蔵に湧き出る「穢れ」を払い続ける作業は精神を消耗します。現実の空間に溜まった澱みを払うには、古来より伝わる浄化アイテムを使うのが効果的です。玄関や部屋の四隅に置くための美しい「盛り塩」セットや、空間を浄化するとされる水晶クラスターは、目に見えない邪気を払い、清らかな空間を取り戻すための実用的な魔除けとなります。













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