『忍道 戒』は、2005年にPlayStation 2向けに発売された忍者ステルスアクションゲームで、アクワイアが開発しスパイクが発売した「忍道」シリーズの第1作です。
物語の舞台は戦乱の地「宇高多」。記憶を失った主人公・鴉のゴウが、飛鳥忍者の残党として各勢力の依頼を受けながら、自身の過去と魂の欠片を探していきます。プレイヤーは任務を通じて三大勢力(赤目家・一条家・阿無璃他教)に介入し、情勢を変化させながら物語を進めます。
本作の特徴は、敵に気づかれずに一撃で仕留める「血祀殺法」や、プレイヤーの行動によって情勢が変化する「ハラキリエンジン」の搭載です。任務の内容は暗殺・護衛・潜入・収集など多岐にわたり、単なる戦闘だけでなく、忍者としての多様な任務が用意されています。調合システムでは、素材を組み合わせて忍具を作成でき、任務の攻略に活用できます。
また、任務作成モード「ミッションエディター匠」では、マップ構成や敵配置、任務条件などを自由に設定可能。プレイヤー自身がオリジナル任務を作成・共有できるため、長期的なプレイにも対応しています。敵のAIは細かく設定されており、音や視覚への反応、独り言や歌など、人間味のある挙動がゲームの没入感を高めます。
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