『こんねこ 〜keep a memory green〜』は、2005年10月27日にイエティからPlayStation 2向けに発売されたアドベンチャーゲームで、オリジナル作品として展開されたタイトルです。プレイヤーは猫と人間が共存する町を舞台に、複数のヒロインとの交流を通じて記憶と絆を育んでいく内容です。
物語の舞台は、猫が人間の言葉を話し、共に暮らす町「ねこねこタウン」。主人公は、記憶を失った状態でこの町にたどり着き、個性豊かなヒロインたちと出会いながら、自身の過去と向き合っていきます。ヒロインには、猫耳を持つ少女や猫と心を通わせる女性などが登場し、日常の中に不思議な出来事が織り込まれていきます。
ゲームは選択肢によって物語が分岐し、複数のエンディングが用意されています。ヒロインごとに異なるルートが存在し、恋愛要素だけでなく、記憶や家族、孤独といったテーマも描かれています。キャラクターデザインはみけおうと綺羅真が担当し、柔らかく温かみのあるビジュアルが特徴です。シナリオは瀬尾順、鈴木慎次郎、日暮清治らが手がけ、声優には成瀬未亜、北都南、韮井叶、榎本みなも、大波こなみ、須本彩奈などが参加しています。
PS2版は全年齢対象で、PC版の18禁要素を排除したうえで、演出やシナリオの調整が加えられています。猫とのふれあいや町の人々との交流を通じて、記憶を取り戻す過程が丁寧に描かれており、穏やかな時間の流れの中で物語が進行します。
原作は、2005年4月28日に発売されたWindows向けアダルトゲーム『こんねこ』です。制作はイエティ、原画はみけおうと綺羅真、シナリオは瀬尾順らが担当。猫が人間の言葉を話す町を舞台に、記憶喪失の主人公とヒロインたちの交流を描いています。PS2版では18禁要素を排除し、全年齢向けに再構成されています。













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