『Train Simulator 九州新幹線』は、2004年の九州新幹線部分開業(新八代〜鹿児島中央)に合わせて制作された、シリーズ初となる新幹線運転シミュレーションゲーム。2004年5月31日にJR九州商事から通信販売限定で先行発売され、後に2005年9月28日に音楽館から一般流通版が発売されました。
本作の目玉は、当時の最新鋭車両「800系つばめ」の運転です。最高時速260kmで流れる車窓風景を実写映像で再現しており、従来の在来線とは次元の異なるスピード感を体験できます。また、新幹線特有の保安装置である「デジタルATC(DS-ATC)」をシステム上で忠実にシミュレートしており、車内信号に従ってブレーキを操作し、スムーズに減速して駅に停車させるという、高度な運転技術を楽しむことができます。
収録路線は新幹線だけにとどまりません。新八代駅で新幹線と同一ホームで接続する在来線特急「リレーつばめ(787系)」や、新幹線開業に伴い廃止された在来線特急「つばめ(熊本〜水俣)」も運転可能です。特に水俣方面へのルートは、現在は第三セクター(肥薩おれんじ鉄道)に移管されているため、JR鹿児島本線としての特急運転映像は資料的価値の高いものとなっています。
『Train Simulator 九州新幹線』は、九州旅客鉄道(JR九州)が運行する「九州新幹線」および主力車両「800系つばめ」を題材にしています。800系は工業デザイナー・水戸岡鋭治氏が手掛けた和のテイストを取り入れた内装が特徴で、2004年の新八代〜鹿児島中央間の開業と共にデビューしました。













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