『ホームメイド 〜終の館〜』は、英国文化が色濃く根付いた架空の都市を舞台に、主人とメイドの関係性を描く恋愛アドベンチャーゲームです。2005年6月2日にプリンセスソフトからPlayStation 2で発売されました。PC用ソフト『ホームメイド -Homemaid-』を原作とした移植版であり、タイトルに「終の館」という副題が追加されています。物語は、イギリス領となった日本の「彩玉(さいたま)」にある全寮制の名門校「林海学園」で繰り広げられます。[1]

プレイヤーはジェントリー(紳士)科に通う主人公となり、サーヴァント(メイド)科に所属するヒロインたちとパートナーを組んで学園生活を送ります。日々の授業や寮である洋館「白鷺館」での共同生活を通じて、会話やイベントが発生します。立派な紳士を目指す主人公と、彼に仕えるメイドという主従関係の中で、適切な対応や言葉を選ぶことで互いの信頼と親密度が高まっていきます。

パートナーとの絆を深めることで、単なる主従を超えた恋愛関係へと発展し、それぞれのヒロインに応じたエンディングを迎えます。本作はアトリエかぐやの『終の館』シリーズと世界観的なリンクを持っており、登場するヒロインたちが同シリーズのキャラクターの生まれ変わりであるという設定が物語の根底に関わっています。前世の記憶や因縁といった要素が、明るい学園生活の裏側でドラマチックに展開します。

本作の舞台設定「英国領彩玉」は、実際の埼玉県がモデルとなっており、地名などにその名残が見られます。PS2版のサブタイトルに追加された「終の館」は、本作のヒロインたちが『終の館』シリーズ(『恋文』『双ツ星』など)のキャラクターの転生した姿であることを示唆しています。家庭用移植にあたり、PC版では攻略不可だったキャラクターがヒロインに昇格するなどの追加要素が盛り込まれました。
ホームメイド 〜終の館〜

駿河屋あんしん&らくらく買取