『NAMCO × CAPCOM』は、2005年5月26日にナムコからPlayStation 2向けに日本限定で発売されたタクティカルRPGです。モノリスソフトが開発し、ナムコとカプコンの人気キャラクターが共演するクロスオーバー作品として注目を集めました。ナムコの50周年記念として企画され、両社の魅力的なキャラクターが織りなす壮大な物語が展開します。

ゲームの概要

物語は20XX年の渋谷を舞台に、秘密組織「森羅」のエージェントであるオリジナルキャラクター、有栖零児と暁が、時空の歪み「揺らぎ」によって引き起こされた異世界の脅威に立ち向かいます。ストリートファイター、鉄拳、バイオハザード、テイルズシリーズ、クロノアなど、200以上のキャラクターが登場し、「愛」をテーマにしたシリアスかつユーモラスなストーリーが楽しめます。

ゲームの特徴

  • タクティカルRPGとアクションの融合
    等角投影のフィールドでユニットを動かす戦略的なターン制バトルと、2Dサイドビューでの格闘ゲーム風のコンボや必殺技が特徴。アクションポイント(AP)に基づく戦闘は、戦略性と爽快感を両立しています。
  • 豪華なクロスオーバーキャスト
    ナムコの『鉄拳』から三島平八、『テイルズ オブ デスティニー』のスタン、カプコンの『ストリートファイター』のリュウやケン、『バイオハザード』のジル、『デビル メイ クライ』のダンテなどが登場。物質界、超未来、幻想界といった異なる世界観が交錯します。
  • 魅力的なオリジナルキャラクター
    主人公の零児と暁、敵組織「逢魔」のサヤなど、オリジナルキャラクターが物語を牽引。暁の声優・折笠愛の演技により、サヤは冷酷な敵から魅力的な「姉貴分」へと進化しました。
  • 高品質な音楽とビジュアル
    光田康典と古代祐三による音楽、テーマ曲「Subarashiki Shin Sekai」をFlairが歌唱。キャラクターデザインは『ソウルキャリバー』の川野琢嗣や『スーパーロボット大戦』の斉藤和衛が担当し、魅力的なアートが物語を彩ります。

おすすめポイント

『NAMCO × CAPCOM』は、ナムコとカプコンの名キャラクターが共演する夢のクロスオーバーが最大の魅力。『スーパーロボット大戦』や『ディスガイア』のようなタクティカルRPGや、ストリートファイター、鉄拳のファンに最適です。戦闘のアクション性とユーモラスなストーリーが融合し、60時間以上のボリュームで長く楽しめます。