『メイプルカラーズ 〜決戦は学園祭!〜』は、廃部寸前の演劇部を率いる「悪」の部長となり、学園を支配する「正義」の生徒会に戦いを挑む学園青春シミュレーションゲーム。2005年3月31日に角川書店からPlayStation 2で発売されました。
本作は、PCゲームブランドAPRICOTのデビュー作『Maple Colors』のコンシューマー移植版です。一般的な学園モノでは生徒会が正義で不良が悪とされる構図が多い中、本作はその立場が逆転しています。主人公の佐倉伯符(さくら はくふ)は、喧嘩っ早いが情に厚い演劇部の部長。彼は、学園の風紀を盾に演劇部を潰そうとする独善的な生徒会に対抗するため、伝説の部員たちをスカウトし、学園祭での演劇対決で勝利することを目指します。
ゲームは、部員の勧誘や育成を行うシミュレーションパート、他校の生徒や生徒会メンバーと拳で語り合うアクションバトルパート、そして物語を楽しむアドベンチャーパートが複合しています。特に演劇パートでは、配役や衣装、照明演出などをプレイヤーが決定し、実際の舞台演劇のような演出を楽しむことができます。PlayStation 2版では、新オープニングムービーの追加に加え、PC版ではサブキャラクターだった「卯月秋良」の攻略ルートが追加されるなど、シナリオ面でのボリュームアップが図られています。
本作は、熱血スポ根モノとラブコメディ、そして演劇という文化系部活動の熱さを融合させた独自の作風でカルト的な人気を誇ります。ゲーム内で描かれる「舞台作り」の面白さに興味を持ったなら、実際の演劇界を描いた名作に触れてみるのも良いでしょう。ここでは、演劇に全てを懸ける少女たちの激しい葛藤と成長を描いた、演劇漫画の金字塔を紹介します。主人公たちが目指した舞台の熱狂を、漫画という表現を通じて追体験できるはずです。
ガラスの仮面 [文庫]













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