『ゴジラ怪獣大乱闘 地球最終決戦』は、ゴジラシリーズの怪獣たちが都市を舞台に激突する3D対戦アクションゲームです。プレイヤーはゴジラ、キングギドラ、メカゴジラ、スペースゴジラ、ジェットジャガーなど、20体以上の怪獣から選択可能で、それぞれに固有の技や能力が設定されています。ステージは完全破壊可能な構造となっており、建物を武器として投げたり、よじ登ったりすることが可能です。戦闘は1対1だけでなく、最大4人によるバトルロイヤルやチーム戦にも対応しています。

本作は海外版『Godzilla: Save the Earth』の日本向け移植作品であり、開発はPipeworks Softwareが担当しています。日本版ではメカゴジラが機龍に差し替えられており、登場怪獣の構成にも一部変更があります。ゲームモードはアドベンチャー、サバイバル、チャレンジ、バトルロイヤルなど多岐にわたり、怪獣でプレイするバスケットボールやボウリングなどのミニゲームも収録されています。また、ギャラリーモードでは映画のチラシなどを閲覧可能です。

操作はシンプルながら奥深く、怪獣ごとの相性や技の特性を理解することで戦略性が高まります。例えば、メガギラスは相手のエネルギーを吸収して光線技をコピーする能力を持ち、スペースゴジラは結晶体を設置してエネルギー供給を行うなど、個性的な戦術が展開されます。演出面では怪獣の鳴き声や攻撃エフェクトが強化されており、特撮ファン向けの再現度も高い構成となっています。