2004年にKONAMIからPlayStation 2向けに発売された『十二国記 -赫々たる王道 紅緑の羽化-』は、小野不由美の小説を原作としたアニメ『十二国記』を題材にしたRPGゲームです。

プレイヤーは、慶国の王となった中嶋陽子として、荒廃した国を立て直すために各地の問題解決に奔走します。物語は「風の万里 黎明の空」を軸に展開され、街の調査や妖魔との戦闘を通じて、王としての責務と成長を体験できます。

ゲームは朝議から始まり、王宮で情報収集や準備を整えた後、現地へ赴いてミッションを遂行する流れ。景麒や六太など原作の主要キャラクターが登場し、図書室でのクイズや練兵場での戦闘練習など、王宮内の施設も充実しています。原作にはないオリジナルキャラクターやイベントも盛り込まれ、十二国記の世界をより深く味わえる構成です。