『ミッション:インポッシブル -Operation Surma-』は、人気スパイ映画シリーズの世界観をベースにした、オリジナルストーリーのステルスアクションゲームです。2004年3月25日にアタリ(アタリジャパン)からPlayStation 2およびニンテンドーゲームキューブで発売されました。プレイヤーはIMFのエージェント「イーサン・ハント」となり、あらゆるセキュリティを無効化する危険なウイルス「アイス・ワーム」を開発した巨大企業サルマ社(Surma Corporation)の陰謀を阻止するため、世界各地の厳重な警戒区域へ単独潜入します。
ゲームプレイは、敵に見つからないように行動する「ステルス」に特化しています。映画でおなじみの「フェイスメーカー」を使って変装し敵になりすましたり、マイクロカメラでドアの向こうを偵察したり、あるいは死体を暗がりに隠したりといった諜報活動がメインとなります。派手な銃撃戦で敵を制圧するのではなく、監視カメラの死角を突き、電子ロックを解除し、影に紛れて目的を遂行するという、スパイならではの緊張感と地味な作業の連続がプレイヤーを待ち受けています。
本作は同時期にヒットしていた『トム・クランシーシリーズ スプリンターセル』の影響を色濃く受けていますが、難易度調整は大味で非常にシビアです。一度でも警報が鳴ると即座にミッション失敗となる場面が多く、敵の感知能力も理不尽なほど鋭いため、トライ&エラーを繰り返す「覚えゲー」としての側面が強いです。映画のテーマ曲や雰囲気を再現している点はファンにとって嬉しい要素ですが、洋ゲー特有の不親切さと説明不足なシステムが、エージェントとしての任務をより困難なものにしています。
ゲーム内でイーサン・ハントが使うような超高性能なスパイ道具は手に入りませんが、日常のセキュリティ意識を高めるための防犯グッズは手軽に入手できます。カメラのレンズを発見する探知機や、隠し金庫として使えるカモフラージュグッズなどは、自分がスパイになったような気分を味わいつつ、現実のプライバシーを守るための実用的なアイテムとなります。













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