『Angel’s Feather』は、白い翼を持つ一族の末裔たちが、異世界ウィンフィールド王国の覇権を巡る戦いに身を投じるファンタジーRPGアドベンチャー。2004年03月11日にKIDからPlayStation 2で発売されました。その翌年、2005年06月30日には、本編の後日談や新たな戦いを描く続編『Angel’s Feather -黒の残影-』がGN Software(グッドナビゲイト)から発売されています。物語の主人公・羽村翔は、全寮制の男子校「遊星学園」に転入し、そこで生き別れの双子の弟・御園生櫂と再会します。学園生活の中で覚醒していく「白い翼」の力と、襲い来る「黒い翼」の魔物たち。プレイヤーは翔となり、仲間たちと共に自らの出生の秘密を解き明かし、王国の平和を取り戻すための過酷な運命に立ち向かいます。

ゲームプレイは、学園内での会話やイベントを進める「アドベンチャーパート」と、ダンジョンを探索して敵と戦う「RPGパート」を交互に行う形式で進行します。RPGパートでは、最大6人のパーティーメンバーから戦闘参加者を選び、通常攻撃や「ジェム」を消費して放つ魔法を駆使して戦います。特定のキャラクター同士を組み合わせることで発動する強力な「協力技」や、翼を広げて能力を強化する「覚醒」システムが、戦略の幅を広げます。続編の『黒の残影』では、RPGパートの演出が強化され、カットインによる迫力あるバトルや、本編では語られなかったキャラクターの過去に迫るシナリオが追加されました。

本シリーズの特徴は、山本和枝氏が手掛ける美麗なキャラクターデザインと、男性キャラクター同士の深い絆を描くストーリーです。原作はPC向けのボーイズラブゲームであり、コンシューマー版ではその要素をマイルドにしつつも、友情や兄弟愛を超えた濃密な人間関係が描かれています。山口勝平氏や緑川光氏をはじめとする豪華声優陣によるフルボイス演出が物語を彩り、シリアスな戦記物としての側面と、学園でのコミカルな日常描写のギャップを楽しめる作品となっています。

原作の『Angel’s Feather』は、Studio e.go!の姉妹ブランドBlueImpactから発売されたPCゲームです。山本和枝氏は「Studio e.go!」の設立者であり、その独特の柔らかいタッチで多くのファンを魅了しました。本作のアニメ化も行われており、メディアミックス展開も盛んでした。山本和枝氏のアートワークをもっと堪能したい方は、多数出版されている画集を手に取ることで、その幻想的な世界観をより深く味わうことができます。

山本和枝 画集

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