『新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To THE INFINITY』シリーズ、2003年から2007年にかけてサンライズインタラクティブから発売されたPlayStation 2対応の3Dフューチャーグランプリ(レースゲーム)。時速600kmを超える超高速バトルと、変形やブーストを駆使した戦略的な駆け引きを完全再現した、ファン待望の本格サイバーレースゲームのシリーズ作品となっています。

本作は、人気アニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の世界観を忠実にゲーム化しており、プレイヤーはサイバーマシンのドライバーとなって、過酷なグランプリを戦い抜きます。最大の特徴は、アニメ同様の変形システムやブーストポッドの作動ギミックです。直線での爆発的な加速や、コーナーでのドリフト走行など、マシンの性能を極限まで引き出すドライビングテクニックが求められます。

シリーズを重ねるごとに進化を遂げ、第1作では「新たなる挑戦者」の主人公・司馬誠一郎が登場し、以降の作品でもオリジナル主人公やライバルたちが追加されています。特に最終作となる『4』では、テレビシリーズからOVA『SIN』までのストーリーを網羅し、「ZEROの領域」までもシステムとして再現されました。

アニメの追体験だけでなく、自分だけの最強マシンを作り上げるカスタマイズ要素や、歴代のライバルたちとのドリームマッチなど、サイバーフォーミュラの世界に深く没入できる要素が満載です。

本作は、1991年にテレビ放送され、その後多くのOVAシリーズが展開されたサンライズ制作のアニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』を原作としています。近未来のモータースポーツ「サイバーフォーミュラ」を舞台に、主人公・風見ハヤトと高性能AIを搭載したマシン「アスラーダ」の成長と、ライバルたちとの熱い戦いを描いた作品です。福田己津央監督による演出や、河森正治氏によるマシンデザインが高い評価を受け、長きにわたり愛され続けています。

原作:新世紀GPXサイバーフォーミュラ