『魔界英雄記マキシモ マシンモンスターの野望』は、アクションゲーム『マキシモ』の続編であり、魔界村シリーズを原作とした3Dアクションアドベンチャーで、2003年9月18日にカプコンよりPlayStation 2向けに発売されました。

プレイヤーは、魔王アキリーを倒して王国に平和を取り戻した勇者マキシモとなり、行方不明のソフィア姫を探して旅を続ける中、突如現れた機械兵団「ジン」の襲撃に立ち向かうことが目的です。ジンは500年前に封印されたはずの兵器であり、その復活の謎を解きながら世界の危機を阻止する必要があります。

進行は、各地のステージを探索しながら敵を倒し、ギミックを解いてボスに挑む形式です。ステージごとに異なる地形や仕掛けが用意されており、探索と戦闘の両面でプレイヤーの判断力が試されます。また、ステージ間の移動やセーブは無料となり、前作よりもテンポよく進行できます。

戦闘では、剣に加えてハンマーやフレイムソードなどの多彩な武器が使用可能となり、敵の特性に応じた戦術が求められます。さらに、死神グリムを召喚して一定時間操作できる新要素が追加され、特殊攻撃や敵の魂の吸収による能力維持など、戦略性が強化されています。

本作では、暗黒卿ベイン率いるジン軍団との戦いを軸に、封印の謎や人間関係の葛藤が描かれます。ステージ構成は「襲われた村」「死霊の森」「クリスタル山脈」「死滅の海」「要塞ソウルクラッシャー」などがあり、各地で強力なボスが待ち受けています。