『Dead To Rights』(デッド トゥ ライツ)は、銃撃と格闘を融合したノワール調の3Dアクションゲームです。

プレイヤーは警察官ジャック・スレイトとなり、犯罪都市グラントシティで陰謀に立ち向かいます。特徴的なのは「バレットタイム」機能で、スローモーション中に銃撃や回避を行うことで、映画さながらのアクションが展開されます。敵を盾にする「ヒューマンシールド」や、格闘コンボによる近接戦闘も可能で、戦術の幅が広がります。さらに、相棒の警察犬シャドウに指示を出して敵を攻撃させたり、銃を奪わせることもでき、ミッションによってはシャドウを直接操作する場面もあります。

ステージは地下鉄やナイトクラブなど多彩で、鍵開けや爆弾解除などのミニゲームも挿入され、テンポの良い展開が続きます。PS2版では操作性が改善され、グラフィックや演出も強化。Xbox版はCERO審査初適用タイトルとしても知られ、ドルビーデジタルによる5.1chサウンドに対応しています。

各機種では操作感や演出に違いがあり、Xbox版は高音質と振動機能に対応し、PS2版はDUALSHOCK 2による細かな操作が可能です。