『NBA LIVE 2003』は、2002年11月28日にエレクトロニック・アーツ(EA SPORTS)から日本国内で発売されたバスケットボールゲームです。対応機種はPlayStation 2で、NBA公式ライセンスを取得し、2002-2003シーズン当時の全29チーム・全選手が実名で登場します。シリーズ第9作にあたり、ゲームエンジンや操作性、演出面が大幅に進化しました。カバーアスリートはジェイソン・キッド(ニュージャージー・ネッツ)です。
本作では「フリースタイルコントロール」システムを新たに導入。右スティックを使ってドリブルやフェイク、スピンなど多彩なボールハンドリングを直感的に操作できるようになり、1対1の駆け引きがより戦略的かつ自由度の高いものになりました。また、パスやシュートのレスポンスも改善され、試合展開がスピーディーになっています。
ゲームモードはエキシビション、シーズン、プレイオフ、1on1チャレンジ、そしてチーム運営を行う「フランチャイズモード」を搭載。フランチャイズモードではトレードやドラフト、契約交渉などを行いながら複数シーズンにわたってチームを育成できます。AIも改良され、チームごとの戦術や選手の動きがより現実的になっています。
グラフィックはPS2の性能を活かし、選手モデルやユニフォーム、アリーナの質感が向上。観客の動きやライティング効果も強化され、試合の臨場感が増しています。実況・解説は英語音声で収録され、BGMには当時のヒップホップやR&Bを中心とした楽曲が使用されています。
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