『ハイヒートメジャーリーグベースボール 2003』は、2002年にタカラよりPlayStation 2向けに発売された野球ゲームで、MLB公式ライセンスに基づき700名以上の実名選手が登場するリアル志向のスポーツシミュレーションです。

プレイヤーはメジャーリーグ全30球団から好きなチームを選び、シーズン・プレイオフ・オールスター戦・対戦などのモードでプレイできます。イチローやノマー・ガルシアパーラなど、日本人選手やスター選手も実名で収録されており、2002年度の最新データに基づいて能力が設定されています。

選手は70以上のパラメータで細かく再現されており、打撃・守備・走塁のバランスや個性が反映されています。登録選手のトレードやオリジナル選手の作成も可能で、自由度の高いチーム編成が楽しめます。球場も実在する30箇所が登場し、ワールドチャンピオンを目指す本格的なシーズンプレイが展開されます。

2003年4月には廉価版が発売され、より手軽にプレイできるようになりました。開発はThe 3DO Companyが担当しており、同社は本作のリリース後に破産を申請していますが、ゲーム自体は好評を得ていました。