『月の光 〜沈める鐘の殺人〜』は、プレイステーション2で発売されたサウンドノベル。赤川次郎の小説『沈める鐘の殺人』を原作とした作品だが、一部のストーリーや設定を除き、シナリオはほぼ完全にオリジナルとなっている。オープニングテーマには酒井彩名がピアノ演奏したクロード・ドビュッシーの『月の光』を採用。2008年にはニンテンドーDS版『赤川次郎ミステリー 月の光 -沈める鐘の殺人-』を発売。

沈める鐘の殺人

ストーリー
夕陽に照らされる中、紅葉に囲まれた山道を路線バスが走っている。その中には教師である主人公の姿があった。

失恋により勤めていた学校を辞めた主人公は新たな仕事として、都心から離れた山奥に位置する寄宿制女子高校「鐘園学院」への就職を決めていた。バスを降り、紅葉坂と呼ばれる場所を通り学園へと辿り着いた主人公。

辺りを散策していた主人公は悲鳴を聞き、池で溺れている女性を発見する。池に飛び込み女性を助け出した主人公は彼女に事情を聞こうとするが、その時何処からか悲しげな音が響き渡ってきた…。