『ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国』は、2002年3月20日にタイトーから発売されたPlayStation 2用のクリエイティブRPGです。
本作は、プレイヤーが描いた「ラクガキ」がそのまま3Dキャラクターとしてゲーム内に登場し、戦闘や育成に参加するという独自のシステムが最大の特徴です。描画した形状や色がキャラクターの性能や技に影響を与えるため、創造力がゲームプレイに直結する設計となっています。
物語は、主人公が目覚めた空き地から始まり、ペンの妖精「ペンジェル」と出会いながら、「帝国ラクガキ大会」の優勝を目指す冒険が展開。ジブリ作品に関わった佐藤好春氏がアートディレクターを務めたこともあり、温かみのある世界観とビジュアルが高く評価されています。
また、短編アニメ『ギブリーズ episode2』とのタイアップや、有名漫画家によるラクガキの収録など、当時としては異例のコラボレーションも話題となりました。













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