『サンライズ英雄譚2』は、2001年12月20日にサンライズインタラクティブからPlayStation 2向けに発売されたクロスオーバー対戦型RPGです。前作『サンライズ英雄譚R』の続編にあたり、サンライズ作品のキャラクターやメカが多数登場する壮大な世界観を舞台に、カードバトル風の戦闘システムとアドベンチャーパートが融合した構成となっています。開発はアトリエ彩が担当しました。
舞台は「クラウドストリーム」と呼ばれる雲海に覆われた惑星サンライズ。前作の事件から数か月後、主人公カンジ・アカツキの妹リエやヒロインのルン・フォレストが謎の敵「オメガ・フォークロス」によって連れ去られたことをきっかけに、再びクラウドシップに乗って新たな大陸へと旅立つことになります。物語は「ストーリーモード」と「英雄譚モード」の2部構成で展開され、クリア後には2周目が解放され、使用可能機体やイベントが増加します。
戦闘はカードゲーム風のシステムを採用しており、母艦を中心にユニット(機体)とアイテムを組み合わせたデッキを構築し、EN(エネルギー)を消費して出撃・攻撃・回復などを行います。機体にはサイズや属性、位置適性、SP(行動順)などのパラメータが設定されており、パイロットの能力や精神力によって特殊攻撃が発動することもあります。また、一部イベントでは等身大キャラクターによる戦闘も発生しますが、こちらは演出面で簡素な仕様となっています。
本作では前作からの登場作品に加え、『機動戦士Ζガンダム』『機動武闘伝Gガンダム』『元気爆発ガンバルガー』『魔神英雄伝ワタル』『天空のエスカフローネ』『ブレンパワード』『THE ビッグオー』の7作品が新たに参戦し、クロスオーバーイベントもさらに充実しました。2周目以降は搭乗制限が緩和され、原作ではあり得ない組み合わせも可能になります。
ゲームバランスや演出面には粗さもありますが、サンライズ作品のファンにとっては夢のような共演が楽しめる一本です。
参加作品
- 機甲武装Gブレイカー
- 蒼き流星SPTレイズナー
- 新機動戦記ガンダムW
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- 機甲界ガリアン
- 機甲戦記ドラグナー
- 機動戦士ガンダム
- 銀河漂流バイファム
- 巨神ゴーグ
- 聖戦士ダンバイン
- New Story of Aura Battler DUNBINE
- 重戦機エルガイム
- 戦闘メカ ザブングル
- 装甲騎兵ボトムズ
- 太陽の牙ダグラム
- 勇者王ガオガイガー
- カウボーイビバップ
- 新世紀GPXサイバーフォーミュラ
- 絶対無敵ライジンオー
- ママは小学4年生
- 勇者指令ダグオン
- 勇者王ガオガイガーFINAL
- 鎧伝サムライトルーパー
- 獣戦士ガルキーバ
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動武闘伝Gガンダム
- 元気爆発ガンバルガー
- 魔神英雄伝ワタル
- 天空のエスカフローネ
- ブレンパワード
- THE ビッグオー
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