『アドベンチャー・オブ・東京ディズニーシー〜失われた宝石の秘密〜』は、東京ディズニーシーを原作とし、2001年にコナミよりPlayStation 2向けに発売された作品です。海をテーマにした夢のテーマパーク「東京ディズニーシー」を舞台に、魔法の宝石を巡る冒険が展開されるアクションアドベンチャーゲームです。

プレイヤーは、ランプの魔人ジーニーに導かれた少年として、宝石の中に閉じ込められた水の妖精「プリンセス・オブ・ザ・シー」を救うため、7つのテーマポートを巡ります。各エリアでは、アリエルやジーニーといったディズニーキャラクターと出会い、協力しながら事件を解決していきます。アトラクションを模したステージでは、謎解きやアクション要素が盛り込まれ、プレイヤーの判断力と操作技術が試されます。

また、ゲーム内ではキャラクターカードの収集やクイズ要素も用意されており、やり込み要素も充実しています。東京ディズニーシーのマップは実際のパークを忠実に再現しており、アトラクション名や配置も現実とリンクしているため、パークファンにとっては没入感の高い体験が可能です。

本作は、東京ディズニーシーの開園からわずか3ヶ月後に発売された初の公式ゲーム作品であり、当時はパーク内のショップでも販売されていました。ディズニーの世界観とアドベンチャーゲームの融合により、家庭でも“夢の海”を体験できる貴重なタイトルとなっています。