『A列車で行こう2001』は、2001年3月8日にアートディンクより発売されたPlayStation 2専用の都市開発鉄道シミュレーションゲームです。

プレイヤーは鉄道会社の経営者として、路線の敷設や駅の設置、資材供給、産業誘致を通じて都市を発展させていきます。昼夜や季節の変化が導入されたリアルタイム進行型の都市シミュレーションで、鉄道運営と経済管理の両面から戦略を構築する内容です。前作『A列車で行こう6』のシステムをベースに、操作性の改善やテンプレート機能が追加され、初心者でも都市形成の流れを掴みやすくなっています。

本編発売後には、実在鉄道会社15社のライセンスを受けた63種類の車両を追加する拡張ディスク『トレインキット for A列車で行こう2001』が登場しました。E1系・E3系・500系などの新幹線や、京王8000系・近鉄22000系などの私鉄車両が収録され、初期収録分と合わせて114種類の列車が使用可能になります。PlayStation BB Unit(HDD)にインストールすることで本編に統合され、鉄道網の再現性が向上します。さらに、都市のスナップショットをPCに転送できる「Snapshot Transfer」機能も追加され、鑑賞や記録の楽しみも広がります。

2002年1月1日には、本編とトレインキットをセットにした『A列車で行こう2001 パーフェクトセット』も発売されました。価格は6,800円(税別)で、これからシリーズを始めるユーザーに向けた入門パッケージとして展開されています。