『超高速シリーズ』は、サクセスがPS2初期に展開した廉価テーブルゲーム群で、最大の特徴はタイトル通り「速さ」「強さ」「快適操作」にあります。シリーズ第1作『超高速麻雀』は2000年12月21日に発売され、CPUの思考ルーチンを高速化し、待ち時間の少ない快適な対局を実現しました。赤ドラやワレメなど約40種類のルール設定を自由に組み合わせられるほか、和了率や副露率など詳細な成績保存機能を搭載し、打ち筋の分析が可能でした。
続編の『超高速麻雀プラス』は2002年02月28日に発売され、前作の高速進行をさらに強化し、2D・3D視点切り替えや高度なルール設定を追加しました。CPUの思考ルーチンも改良され、より強力かつスムーズな対局が楽しめる仕様になっています。
同シリーズの『超高速リバーシ』は2000年12月21日に発売され、通常の8路盤に加え、10路盤や8角形盤など新しい盤面を収録しました。盤面編集機能や詳細な成績保存機能を備え、日本リバーシ協会推薦ソフトとして初心者から上級者まで幅広く対応できる内容でした。
『超高速シリーズ』は、サクセスが独自に開発したオリジナルテーブルゲーム群であり、シリーズの原点となる作品です。廉価ながら本格的な機能を備え、PS2初期のテーブルゲーム市場を支えました。












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