『グラップラー刃牙 バキ最強烈伝』は、板垣恵介による人気格闘漫画の世界観を忠実に再現した3D対戦格闘アクションゲーム。2000年10月12日にトミーからプレイステーションで発売され、原作の第1部「地下闘技場最大トーナメント編」を舞台に、地上最強の男を目指す漢(おとこ)たちの激闘を描いた作品です。
プレイヤーは主人公の範馬刃牙をはじめ、愚地独歩、烈海王、花山薫といった個性豊かな格闘家たちを操作し、八角形のリングで1対1のバトルを繰り広げます。ゲームシステムは3D格闘ながら、軸移動などはなく2D格闘に近い感覚で遊べる仕様となっており、パンチ、キック、掴み攻撃を組み合わせて戦います。特筆すべきは、ダメージを受けるごとにゲージが蓄積し、満タンになると発動できる「エンドルフィン」システムです。発動中は攻撃力やスピードが上昇したり、体力が徐々に回復したりするほか、原作の名シーンを再現したド派手な「超必殺技」を繰り出すことが可能になり、一発逆転のドラマを生み出します。
ストーリーモードにあたる「最大トーナメントモード」では、原作の対戦カードに沿って勝ち進んでいきます。全キャラクターが3Dポリゴンでモデリングされており、板垣漫画特有の異常発達した筋肉の質感や、ありえない関節の動きまでもが見事に再現されています。打撃音や悲鳴などの演出も重厚で、原作ファンが求める「痛み」を感じさせるような格闘体験を味わえます。
『グラップラー刃牙 バキ最強烈伝』は、板垣恵介による格闘漫画『グラップラー刃牙』を題材にしています。地下闘技場のチャンピオンである高校生・範馬刃牙が、父親であり地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎を超えるため、世界中の凶悪な格闘家たちと死闘を繰り広げる物語です。












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