『シルフィード ザ・ロストプラネット』は、メガCD版『シルフィード』を原作とした3Dライドムービーシューティングで、2000年9月21日にカプコンよりPlayStation 2向けに発売されました。

プレイヤーは、銀河連邦第11番目の移民星「ソロント」へ迫る謎の隕石群に対抗するため、戦術宇宙攻撃機「SA-77シルフィード」を操り、敵勢力との戦闘に挑みます。目的は、隕石群の正体を突き止め、銀河全体に及ぶ脅威を排除することです。

進行は、映画的演出を伴うステージデモと、常に背景が流れる擬似3D視点のシューティングパートで構成されます。ステージ開始時に武器を選択し、敵との距離に応じて得点倍率が変化する「メガレートシステム」により、接近戦を重視したスコア稼ぎが可能です。

戦闘中のアイテム出現は廃止され、補給は決められた場面でのみ行われます。これにより、戦術的な武器選択と立ち回りが求められます。また、ステージ途中でも武器変更が可能となり、状況に応じた柔軟な対応が可能です。

本作は、ゲームアーツとカプコンの共同制作によるPlayStation 2初期タイトルであり、従来の2Dシューティングとは異なる演出と操作感を提供しています。