『ブロックウォーズ』は、古典的なブロック崩しに対戦格闘のような駆け引きを取り入れた対戦型アクションパズルゲーム。2001年09月06日にポニーキャニオンからプレイステーションで発売されました。本作の最大の特徴は、『デビルマン』や『マジンガーZ』で知られる漫画界の巨匠・永井豪氏がキャラクターデザインを担当している点です。個性的な8人のキャラクターが登場し、それぞれのバックボーンを感じさせる演出やビジュアルが、無機質になりがちなパズル画面を熱く彩ります。

ゲームの基本ルールは、パドルを操作してボールを打ち返し、ブロックを破壊するというお馴染みのものです。しかし、本作は対戦形式であるため、単にブロックを消すだけでは終わりません。画面中央には双方の陣地を分ける「センターライン」が存在し、ブロックを破壊したり特定のアイテムを取得したりすることで、このラインを相手側に押し込むことができます。最終的に相手の陣地を圧迫してラインを押し切るか、相手がボールを落としてライフが尽きれば勝利となります。

本作の独自性は、この「陣取り合戦」の要素と、キャラクターごとの必殺技にあります。ボールの軌道を変化させたり、相手のパドルを妨害したりする特殊能力を駆使することで、一発逆転のスリリングな展開が生まれます。永井豪氏のデザインによる濃いキャラクターたちが、激しいエフェクトと共に技を繰り出す様子は迫力があり、単純な反射神経だけでなく、相手の心理を読み合う戦略性が求められる意欲的なタイトルとして仕上げられました。

本作の開発を担当したオペラハウスは、PCゲームや家庭用ゲームの移植・開発を数多く手掛けてきた実績あるメーカーです。永井豪氏は日本のロボットアニメやダークヒーローものの草分け的存在であり、本作で見られるダイナミックなキャラクター描写にもその作家性が色濃く反映されています。氏の描く力強いビジュアル世界に触れたい方は、代表作を網羅した画集などを参照することで、その魅力をより深く理解することができます。

永井豪画集

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