『パズニック』は、同じ絵柄のブロックを2つ以上くっつけて消していく、シンプルかつ中毒性の高い思考型パズルゲーム。オリジナルは1989年にタイトーからアーケードゲームとして登場し、その洗練されたルールと独特の世界観から、PCエンジン、ゲームボーイ、ファミリーコンピュータ、そしてPlayStationへと、時代を超えて数多くのプラットフォームに移植されました。
ゲームの基本ルールは全機種共通で、重力が働くフィールド内でブロックを左右にスライドさせ、同色のブロックを接触させて消滅させるというもの。制限時間内にすべてのブロックを消せばステージクリアとなります。単純な操作ながら、ブロックを落とす順番や位置を間違えると即座に手詰まりとなるため、先を読む論理的思考力が試されます。
移植にあたっては機種ごとの独自要素も盛り込まれました。PCエンジン版では高難易度の「エキスパートモード」を搭載し、ファミコン版では重力の方向を変えられる「グラブニック」モードを追加。PlayStation版では総ステージ数が288面にも及び、各エリアの番人と戦うストーリーモードや、操作性を考慮したボタン配置の変更が行われています。なお、アーケード版初期に存在した「脱衣要素(ステージクリアごとのご褒美グラフィック)」は、家庭用移植版では削除されるか、健全なアニメ調イラストに変更され、純粋なパズルゲームとして幅広い層に親しまれました。
1989年に稼働を開始したアーケードゲームです。「テトリス」以降のパズルゲームブームの中で登場し、アクション性よりも「詰め将棋」的な思考を重視したゲーム性で人気を博しました。当時のアーケード版は、ステージをクリアするごとに背景の女性のグラフィックが変化するという大人向けの演出が含まれていましたが、そのパズルとしての完成度の高さゆえに、多くの家庭用ゲーム機やパソコンへ移植されるロングセラー作品となりました。













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