『ロジックプロ・アドベンチャー』は、アーケードで人気を博した思考型パズルゲームにRPGのような冒険要素を加えた作品。2001年03月01日にアクアルージュからプレイステーションで発売されました。本作は、マス目をヒントに従って塗りつぶし、隠された絵を完成させる「お絵かきロジック(ピクロス)」を題材にしています。単にパズルを解くだけでなく、プレイヤーはファンタジー世界のようなマップを移動し、各エリアに待ち受けるステージを攻略しながら冒険を進めていく「アドベンチャーモード」を搭載しています。
ゲームシステムは、縦横の数字をヒントに盤面を埋めていくオーソドックスなスタイルを採用していますが、アーケード版譲りのスピーディな展開が特徴です。制限時間内にパズルを解く必要があり、お手つきをすると持ち時間が減少する緊張感のあるルールとなっています。冒険の道中で入手できる「ボム」や「ヒント」といったお助けアイテムを駆使することで、難解な盤面や巨大なパズルも攻略しやすくなる救済措置が用意されています。マップは色分けされた複数のエリアで構成されており、エリアボスのような高難易度パズルをクリアすることで次の世界へと進むことができます。
本作の特徴は、家庭用ならではのボリュームと、やり込み要素の充実にあります。アーケード版の移植ではなく、家庭用オリジナルの構成となっており、じっくりと思考を楽しめるように調整されています。また、クリア後にはギャラリーモードで完成させたイラストを閲覧できるほか、対戦モードも搭載しており、友人とパズルを解く速さを競うことが可能です。キャラクターデザインやBGMもポップな仕上がりとなっており、無機質になりがちなパズルゲームに彩りを添えています。
本作は、韓国のゲームメーカーAmuse World(旧Deniam)がアーケードで展開していた『ロジックプロ』シリーズの流れを汲む家庭用オリジナルタイトルです。日本国内での発売・販売はアクアルージュが担当しました。ロジックパズルというジャンルは普遍的な人気を誇り、紙と鉛筆で遊ぶパズル誌も多数発行されています。本作で頭の体操を楽しんだ後は、実際に書店でパズル誌を手に取り、アナログでの解法に挑戦してみるのも良いでしょう。













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