『カートンくん』は、2000年9月21日にアイレムソフトウェアエンジニアリングからPlayStation向けに発売されたアクションパズルゲームです。すべてのキャラクターが四角形の箱型で構成されており、画面上に降ってくるブロックを回転・配置して図形を完成させるという独自のルールが採用されています。
ブロックには三角形などの色付きピースが描かれており、隣接するピース同士を組み合わせて図形を形成。完成した図形は一定時間後に消滅しますが、消える前に頂点同士をつなげてさらに図形を作ることで、連鎖「トレイン」が発生します。連続して図形をつなげるほど爽快感が増し、戦略性も高まります。
ゲームモードは「ぎっしりモード」「ぽたぽたモード」など複数用意されており、1人でも2人でも楽しめる設計。協力プレイでは、図形の連鎖を狙う連携が重要となり、独特の盛り上がりが生まれます。後にPSP用ソフト『マワスケス』のベースにもなった本作は、知名度こそ高くないものの、アイデアと完成度に優れた隠れた良作として評価されています。













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