『バッシングビート2』は、「ミラクル・ジム」の愛称で親しまれるバス釣りのカリスマ・村田基(むらたはじめ)氏が全面的に監修したフィッシングシミュレーションゲーム。2000年08月10日にイースリースタッフからプレイステーションで発売されました。前作『バッシングビート』からグラフィックを一新してフル3D化を果たし、季節や天候によって刻々と変化するフィールドの状況や、水中のバスの生態をよりリアルに再現しています。プレイヤーは広大な湖をボートで移動しながら、障害物の陰や水草の周囲といったポイントを見極め、大物を狙う本格的なバスフィッシングの世界に没入します。

ゲームプレイの中核となるのは、デュアルショックコントローラーのアナログスティックと振動機能を最大限に活用した直感的な操作システムです。キャスト(投擲)からリトリーブ(巻き取り)、そして魚がヒットした瞬間の強烈な引きまでを、指先に伝わる振動の強弱で表現しています。特にファイト中には画面上に「ルアーゲージ」が表示され、魚の動きに合わせてリズムよくリールを巻くことでラインブレイク(糸切れ)を防ぎつつ魚を引き寄せる独自のテクニックが求められます。ただ闇雲に巻くだけでは釣れない、実戦さながらの駆け引きをゲームパッド上で再現しています。

本作の特徴は、監修者である村田基氏本人がゲーム内に登場し、プレイヤーのライバルや指導役として関わる点です。彼の提唱する「見せる釣り」の美学が随所に反映されており、ダイナミックなフッキングアクションやキャスティングのモーションなど、ファンならばニヤリとする演出が盛り込まれています。また、フリーフィッシングモードだけでなく、トーナメント形式で腕を競うモードも充実しており、初心者から熟練のアングラーまでが自分のスタイルに合わせて楽しめる、骨太な釣りゲームとして仕上げられました。

本作を監修した村田基氏は、日本のバスフィッシングブームを牽引した第一人者であり、その情熱的な語り口と卓越した技術で現在も多くのファンを持っています。ゲーム内で再現されたテクニックや理論は実際の釣りにも通じるものがあり、氏の著書や出演DVDなどを併せて鑑賞することで、より深くそのフィッシング理論を理解し、実釣へのモチベーションを高めることができます。

村田基のバス釣り (関連書籍・DVD)

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