『SDガンダム GGENERATION-F』は、2000年8月3日にバンダイよりPlayStation用ソフトとして発売されたシミュレーションゲームで、開発はトムクリエイトが担当しています。Gジェネレーションシリーズの第3作にあたり、前作『ZERO』から大幅にボリュームアップし、シリーズ最大級の収録作品数とユニット数を誇ります。

本作は、テレビアニメ・OVA・小説・漫画・ゲームなど、当時存在していたあらゆるガンダム作品を網羅しており、登場作品は38タイトル以上、登場ユニット数は1,000体以上に及びます。『クロスボーン・ガンダム』や『閃光のハサウェイ』など、非映像作品のシナリオも収録されており、これらの作品がゲームで本格的に扱われたのは本作が初めてでした。

ゲームモードは「マルチシチュエーションモード」を採用しており、任意の作品からプレイを開始できる構成になっています。また、支援攻撃やモビルドールシステム、黒歴史コード、ガンダムファイトモードなどの新システムが導入され、戦略性とやり込み要素が大幅に強化されています。ゲームディスクはCD-ROM4枚組で、初回限定版「LIMITED EDITION」にはプラモデルや設定資料集などが同梱されました。

さらに、2001年5月2日にはアペンドディスク『SDガンダム GGENERATION-F.I.F』が発売されており、本作のセーブデータを引き継いでプレイ可能です。