『ビートマニア Featuring DREAMS COME TRUE』(ビートマニア フィーチャリング ドリームズ・カム・トゥルー)は、コナミが開発・発売したリズムゲームで、2000年7月27日にPlayStation向けに日本でリリースされました。アーケード版『beatmania featuring DREAMS COME TRUE』(2000年5月発売)を基にした作品で、J-POPバンド「DREAMS COME TRUE」の楽曲に特化した異色のスピンオフです。プレイヤーは専用コントローラーを使って5つのキー(白鍵3つ、黒鍵2つ)とターンテーブルを操作し、画面に流れるノートをタイミングよく叩いてDJプレイを楽しみます。『ビートマニア』シリーズの直感的な操作性とBEMANIシリーズの音楽ゲームの魅力を活かしつつ、ドリカムファンを意識した作品として人気を集めました。
本作はアーケード版の18曲から、ライセンスの都合で5曲(コナミアーティストの3曲とリミックス2曲)が削減され、13曲を収録。デビュー曲「あなたに会いたくて」からヒット曲「LOVE LOVE LOVE」「決戦は金曜日」まで、DREAMS COME TRUEの代表曲やメンバーの中村正人によるリミックス曲が特徴です。
ゲームモードには、初心者向けの「BASIC」、中級者向けの「NORMAL」、上級者向けの「HARD」が含まれ、アーケード版の「MONKeY LIVE」モードを家庭用にアレンジした「EXPERT」モードも搭載。EXPERTでは、曲間に「Free Zone」でスクラッチを活用してゲージを回復するユニークな仕様が楽しめます。各プレイサイド(1Pは青、2Pは赤)で異なるカラーとノート配色が採用され、視覚的な個性も際立ちます。単体動作可能なディスクでありながら、『3rdMIX』『ゴッタMIX』『4thMIX』『5thMIX』のアペンドディスクと互換性があり、キーディスクとしても機能します。
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