『RCでGO!』は、2000年7月6日にタイトーがPlayStation向けに発売したレースゲーム。ジャンルは「レース」で、1999年に稼働したアーケード版の移植作品です。プレイヤーはラジコンカーを操作し、オンロード・オフロードの各コースでタイムアタックや対戦を行います。実際のラジコンメーカー「京商」が監修しており、リアルな挙動と操作感が特徴です。
アーケード版ではホイラープロポ型の専用コントローラーを使用し、ラジコンの操作感を忠実に再現。PlayStation版では通常のコントローラーで操作するものの、カメラアングルや挙動はそのまま移植されており、ラジコン視点でのレースが展開されます。ゲームモードは「入門」「レース」「チャンピオンシップ」の3種類で、初心者から上級者まで幅広く対応しています。
レースでは「ON ROAD」「OFF ROAD」の2カテゴリがあり、それぞれ初級・中級・上級の3段階に分かれています。車種はノーマルカー、ツーリングカー、フォーミュラカー、モンスタートラック、ラリーカー、レーシングバギーなどが登場。パーツ購入によるマシンのカスタマイズも可能で、性能調整によって攻略性が変化します。
2000年8月にはSIMPLE1500シリーズ『THE RCカー』として廉価版が発売され、2002年にはサイバーフロントよりPC版も登場。海外では「GO BY RC」のタイトルで展開され、アクレイムが販売を担当しました。BGMはZUNTATAの三澤宏行が担当し、ロック調の楽曲がレースのテンポを支えています。
原作は1999年にタイトーがアーケード向けに稼働した『RCでGO!』。PlayStation版はその移植作品であり、専用コントローラーによる操作感やラジコン視点のカメラ演出が特徴です。シリーズ展開はされていませんが、SIMPLEシリーズやPC版など複数の派生展開が存在します。













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