『スペースインベーダーX』は、2000年にタイトーより発売されたシューティングゲームであり、PlayStationおよびゲームボーイカラー向けに展開されたタイトルです。PlayStation版はZ-Axisが開発を担当し、フルポリゴンによる2Dインベーダー形式を採用しています。一方、ゲームボーイカラー版はCrawfish Interactiveが開発を手がけ、ドット絵による完全2D構成で、150ステージ以上のボリュームを誇る別作品として設計されています。

PlayStation版では、8つの惑星を舞台にしたステージ構成が採用されており、各惑星には10レベルの敵編成とボス戦が用意されています。敵を倒すことで「エネルギーバー」が蓄積され、最大まで溜めるとスペシャルショットが発動可能となります。スペシャルショットは敵の種類に応じて性能が変化し、計11種類が存在します。UFOを撃墜することで取得できるアイテムには、シールド、ダブルショット、タイムストップなどがあり、戦略性を高める要素として機能します。

ゲームボーイカラー版では、10惑星×15レベルの計150ステージが収録されており、3種類の機体から選択可能です。各機体には移動速度や攻撃力の違いがあり、プレイスタイルに応じた選択が可能です。スペシャルショットはシールドを消費して発動する形式で、アイテムによる強化や敵全滅などの効果も存在します。特定のパスワードを入力することで、クラシック風インベーダーがプレイ可能となる隠し要素も搭載されています。