『TALL ∞(トール アンリミテッド)』は、迫りくる崩壊の危機から逃れるため、ブロックを増やしてひたすら高い塔を構築していくアクションパズルゲーム。1999年12月22日にテクノソレイユからPlayStationで発売されました。

本作は、落ち物パズルのようにブロックを「消す」のではなく、逆に「増やして積み上げる」という逆転の発想で作られた独創的な作品です。プレイヤーは建設中の「バベルの塔」の頂上に立ち、足元のブロックをサイコロのように転がして移動させます。ブロックの側面には色がついており、隣り合うブロックと色を合わせる(接着する)ことで、その場所から新たなブロックがニョキニョキと生えてきます。この「増殖」を利用して足場を広げ、規定のブロック数を満たすと塔が一段高く成長します。

ゲームの目的は、塔の下方から徐々に迫ってくる「亀裂(崩壊)」に飲み込まれないよう、スピーディーに塔を高くしていくことです。ブロックを連続で接着させると「コンボ」が発生し、一気に大量のブロックを生成できるため、パズル的な思考とアクションの素早さが同時に求められます。派手な演出やキャラクター性はありませんが、無機質でストイックな世界観と、一度ハマると抜け出せない中毒性を持っており、知る人ぞ知るパズルゲームの良作として評価されています。なお、後にキャラクター要素を追加した続編『TALL TWINS TOWER』も発売されました。

本作を開発したテクノソレイユは、シューティングゲーム『ガイアシード』や『快速天使』などで知られるメーカーで、その硬派な作風には定評があります。本作のテーマである「バベルの塔」は旧約聖書に登場する伝説の塔ですが、本作のように「積み上げる」という行為は、人間の根源的な遊びの欲求を刺激します。デジタルなパズルに疲れた方には、実際に手で触れて遊べる木製の立体パズルなどが、脳のトレーニングとしておすすめです。

木製 立体パズル・タワーゲーム

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