『おとなの遊び ニチブツコレクション2000』は、麻雀、花札、ブラックジャックという3つの定番テーブルゲームを1本に収録した、実用的なオムニバスソフト。1999年12月2日に日本物産からPlayStationで発売されました。
本作は、『ムーンクレスタ』や一連の脱衣麻雀シリーズで知られる老舗メーカー、日本物産(ニチブツ)が家庭用ゲーム機向けにリリースしたテーブルゲーム集です。タイトルに「おとなの遊び」と冠されていますが、アーケード版のような脱衣要素やお色気演出は含まれておらず、純粋に駆け引きを楽しむための健全なソフトとなっています。収録されているのは、本格的な4人打ち麻雀、2人で勝負する花札(こいこい)、そしてカジノの定番ブラックジャックの3種類です。
麻雀パートでは、当時のPlayStationの性能を活かした3Dグラフィックによる描画が採用されており、視点を自由に切り替えてリアルな卓の雰囲気を味わうことができます。また、アーケードゲームで長年培われたニチブツ独自の思考ルーチンが搭載されており、CPUとの対戦でも手ごたえのある勝負が展開されます。花札とブラックジャックもシンプルな作りながら、空き時間に手軽に遊べるよう配慮されたインターフェースとなっており、年末年始などの集まりや、一人でじっくりと思考ゲームに没頭したいユーザーに向けた、渋いラインナップの一本です。
本作の発売元である日本物産(ニチブツ)は、1970年代からアーケード業界で活躍し、特に80年代以降は麻雀ゲームのパイオニアとして数多くのヒット作を生み出しました。同社のゲーム権利の多くは現在ハムスター社に引き継がれており、『アーケードアーカイブス』シリーズなどで当時の名作を遊ぶことができます。本作でテーブルゲームの面白さに触れた方には、デジタルの画面ではなく、実際に手で触れて遊ぶ高級麻雀牌や花札が、大人の嗜みとしておすすめです。













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