『リングライズ』は、伝説のリング使いを目指す少年ジンバルと、不思議な生物「リング」との冒険を描く3DアクションRPG。1999年11月25日にエポック社からPlayStationで発売されました。
本作は、『シルバニアファミリー』などの玩具メーカーとして知られるエポック社が発売したオリジナルのアクションゲームです。プレイヤーは主人公の少年ジンバルを操作し、相棒となる「リング」と呼ばれる浮遊生物たちに指示を出して敵と戦わせます。最大の特徴は、主人公自身には攻撃能力がほとんどなく、戦闘のすべてをリングに依存している点です。リングには「パテュ」「クスクス」「ムチュー」「バウ」という4種類の個体が存在し、それぞれ火や氷といった属性や性格が異なります。プレイヤーは彼らを育成し、装備として使い分けることで、様々な状況に対応していきます。
ゲーム画面は『クラッシュ・バンディクー』のような奥スクロール型の3Dアクションを採用しており、ジャンプして足場を渡ったり、トラップを回避したりしながらステージ奥を目指します。リングたちは戦闘だけでなく、謎解きや移動の補助にも不可欠な存在であり、彼らとの信頼関係が攻略の鍵となります。独特の柔らかいタッチで描かれたキャラクターや世界観は、どこか哀愁と優しさを帯びており、一部のファンからはその雰囲気やキャラクターデザイン(特に主人公の露出度の高い衣装など)が評価されていますが、カメラワークや操作性の癖が強く、難易度はやや高めに設定されています。
本作の発売元であるエポック社は、野球盤やシルバニアファミリーで有名な玩具メーカーですが、テレビゲーム黎明期から『カセットビジョン』を発売するなど、ゲーム業界とも深い関わりを持っていました。PlayStation時代には『ドラえもん』のキャラクターゲームなどを多く手掛けていますが、本作のようなオリジナル作品も散発的にリリースしていました。本作を含む当時のPlayStationの膨大なソフト群を網羅したい方には、全ソフトを紹介したカタログ書籍が資料として役立ちます。













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