『真・魔装機神 PANZER WARFARE』は、1999年11月25日にバンプレストよりPlayStation向けに発売された、魔装機神シリーズの第2作にあたるシミュレーションRPGです。
本作は、スーパーファミコン用ソフト『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』に続くシリーズ作品ですが、前作を開発したウィンキーソフトとの提携が解消されたため、世界観や登場人物は一新されています。主人公はバルツティーム王国の若き騎士ケイゴ=クルツ=フェルディナン。彼は魔装機神サイバスターとの出会いを通じて、隣国との戦争や魔物との戦いに巻き込まれていきます。
ゲームは全35面構成の一本道シナリオで、出撃メンバーやユニットの乗り換えはすべて強制。マップはヘックス式を採用し、ユニットの向きによって被ダメージが変化します。戦闘はフルボイス対応で、ザコ敵にもセリフが用意されているのが特徴。資金や改造、強化パーツの概念はなく、経験値によるレベルアップのみで成長します。精神コマンド「努力」によって経験値を倍増させることは可能ですが、最終的にこのコマンドを覚えるのは1人のみです。
ディスク起動時には、同時期に放送されていたテレビアニメ『魔装機神サイバスター』のCMが流れますが、アニメ版とは世界観が異なり、直接の関連性はありません。戦闘アニメーションは地味ながらオフ設定が可能で、テンポを損なわずに進行できます。
『真・魔装機神 PANZER WARFARE』は、1993年発売の『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』を原作とするシリーズ作品ですが、世界観や登場人物は完全に新規構成されています。魔装機神サイバスターを中心に据えたスーパーロボット大戦シリーズの外伝的存在で、アニメ『魔装機神サイバスター』(1999年)とは設定が異なります。












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