『ホワイトダイアモンド』は、伝説の秘宝を求めて冒険しながら8人のヒロインたちと愛を育む、恋愛シミュレーション要素を含んだアクションRPG。1999年11月25日にエスコットからPlayStationで発売されました。

本作は、PCゲームメーカーのシステムソフトが1997年に発売した同名タイトルの移植版です。プレイヤーは冒険者となり、剣と魔法の世界を舞台に、モンスターと戦いながら伝説の宝石「ホワイトダイアモンド」の秘密に迫ります。最大の特徴は、キャラクター原案に『サイレントメビウス』や『機動戦艦ナデシコ』で知られる人気漫画家・麻宮騎亜氏を起用している点です。登場する8人のヒロイン候補たちは、それぞれ異なる性格や男性の好みを持ち、主人公のパラメータ(強さ、優しさ、知性など)によって好感度が変化します。

ゲームシステムは、フィールド上の敵に体当たりして攻撃するシンプルなアクションRPG形式(『イース』シリーズに近いスタイル)と、街での会話やイベントを楽しむアドベンチャーパートで構成されています。ゲーム内には時間の概念があり、限られた日数の中で効率よく冒険とデートをこなすスケジュール管理が攻略の鍵となります。PlayStation版では、PC版からインターフェースが調整され、家庭用向けに遊びやすくアレンジされていますが、独特のレトロな戦闘システムと、90年代後半のアニメ調キャラクターが織りなす「ロマンティックRPG」としての雰囲気はそのまま継承されています。

本作のキャラクター原案を担当した麻宮騎亜(あさみや・きあ)氏は、1980年代後半から90年代にかけてアニメ・漫画界を席巻したクリエイターです。代表作『サイレントメビウス』や『快傑蒸気探偵団』などで見られる、シャープで近未来的ながらも色気のあるキャラクター造形は本作でも健在であり、ファンタジー世界に華を添えています。本作のゲーム内容はシンプルですが、氏の描くヒロイン像に関心のある方には、その画業をまとめた画集や代表作のコミックスがおすすめです。

麻宮騎亜 画集・関連書籍

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