『デジタルミュージアム ヒロ・ヤマガタ(YAMAGATA Digital Museum)』は、世界的アーティストであるヒロ・ヤマガタ(山形博導)の作品世界を自宅で鑑賞できるデジタル美術館ソフト。1999年11月18日にイマジニアからPlayStationで発売されました。
鮮やかな色彩で描かれるシルクスクリーン作品を中心に、初期の水彩画や油彩画を含む150点以上の作品を収録しています。ソフトは「春・夏・秋・冬」をテーマにしたCD-ROM4枚組という大ボリュームで構成されており、ディスクを入れ替えることで季節ごとに異なる作品群や雰囲気を楽しむことができます。
本作の鑑賞体験を特別なものにしているのが、雅楽師・東儀秀樹が担当したBGMです。篳篥(ひちりき)や笙(しょう)といった伝統楽器が奏でる幻想的な調べに乗せて、オートプレイで流れる絵画を眺める時間は、単なる画像閲覧ソフトの枠を超えた「ヒーリングアート」としての趣を持っています。ゲーム的な攻略要素は一切ありませんが、好きな作品をズームして細部を確認したり、スライドショーの順番を編集したりといった基本的な鑑賞機能は完備されています。
本作の主役であるヒロ・ヤマガタ(山形博導)は、1970年代からパリやロサンゼルスを拠点に活動する芸術家です。1980年代後半の日本において、彼のカラフルで祝祭的なシルクスクリーン作品は爆発的なブームとなり、ポスターやジグソーパズルが多くの家庭や店舗に飾られました。













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