『続・御神楽少女探偵団 〜完結編〜』は、1999年10月7日にヒューマンから発売されたPlayStation対応の推理アドベンチャー。前作『御神楽少女探偵団』の直接の続編であり、大正時代の帝都・東京を震撼させる猟奇事件「首なしカワラバン」の謎と、御神楽探偵事務所のメンバーに秘められた過去の因縁に決着をつける完結作です。
本作はCD-ROM4枚組という大ボリュームで構成されており、前作で好評だったリアルタイム推理システム「推理トリガー」がさらに進化しています。会話の矛盾点を指摘するだけでなく、現場検証で怪しい箇所を制限時間内に探し出す「探索トリガー」や、パズル的な要素を含む捜査も追加され、より緊迫感のあるゲームプレイが可能となりました。
物語は、鹿鳴館リエ、御神楽巴、巴彩の3人の助手たちが、それぞれの視点から事件に関わり、やがて一つの巨大な陰謀へと収束していく群像劇スタイルで描かれます。前作以上にシリアスでグロテスクな描写も含まれる重厚なシナリオと、アニメーション演出が融合し、大正浪漫ミステリーの集大成といえる結末が用意されています。
『続・御神楽少女探偵団 〜完結編〜』は、1998年に発売された『御神楽少女探偵団』の続編です。大正時代の探偵ものという設定は、江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズなどの古典ミステリー小説をオマージュしています。












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