『闘神伝 昴』は、1999年8月12日にタカラからPlayStation向けに発売された3D格闘アクションゲームです。ジャンルは「格闘アクション」で、タムソフトが開発を担当。『闘神伝3』から約10年後の世界を舞台にしたシリーズ第4作目であり、海外では『TOSHINDEN 4』として展開されました。

物語は、かつての闘神たちの戦いから時を経て、新たな若き戦士たちが集結するところから始まります。スバル・シンジョウを中心とした新世代のキャラクターたちが、各勢力に分かれてチームを組み、武器を手に立体空間での激闘に挑みます。前作から登場していた「エイジ」「ナル」「ヴァーミリオン」以外はすべて新キャラクターで構成され、操作キャラクターは32人から13人へと大幅に絞られました。

ゲームはチーム制を採用し、各キャラクターの武器や技を駆使して戦うスタイル。リングアウト制は廃止され、壁を利用したコンボが可能な閉鎖空間でのバトルが展開されます。オープニングムービーやイベント演出には複数の有名アニメスタジオが参加しており、2Dイラストの完成度が高く、格闘ゲーム以外の演出面にも力が注がれています。