『DX社長ゲーム』は、1999年7月8日にタカラからPlayStation向けに発売されたテーブルゲーム（ボードゲーム）です。ジャンルはメーカー公称の「テーブルゲーム」で、後に廉価版『THE BEST タカラモノ』や『TAKARA ボードゲームコレクション2』にも収録されました。

プレイヤーは一企業の社長となり、資金を元手に事業を拡大しながら他社との競争に挑みます。マス目で構成されたボード上をサイコロで進み、土地の購入、施設の建設、イベントの発生などを通じて資産を増やしていく展開。株式売買や企業買収といった要素も盛り込まれ、経営判断が勝敗を左右します。

ゲームは最大4人までの対戦が可能で、友人との駆け引きや資金操作の妙が盛り上がりを生みます。グラフィックはシンプルながら、各社の特色やイベント演出がユニークで、経営者としての視点を楽しめる構成。勝利条件は最終的な資産額で決まり、戦略と運のバランスが試される内容です。