名称 | UFO -A day in the life- |
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ジャンル | アドベンチャー |
発売元 | アスキー |
発売日(配信日) | 1999年06月24日 |
機種 | PlayStation(PS) |
年齢区分 |
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1999年7月。最新型コスモバス「ダイマ・オー」号が、チャハヤ星系第3惑星「チキュー」に墜落。乗客50名は無事だったものの、電磁波とフロンガスの影響で見ることができない状態に。プレイヤーはタコ型ウチュウ人となり、アパートに隠された乗客たちを救出するという異色の作品。一見シュールな設定ながら、そのゲームシステムは奥深く、プレイヤーを独特な世界へと引き込む。姿の見えない乗客を、住人の行動やコスモセンサーを頼りに探し出す。そんな一筋縄ではいかないゲーム体験が、多くのプレイヤーを虜にした。
本作の最大の特徴は、何と言ってもその救出方法にあるだろう。姿の見えない乗客を救出するには、彼らが特定のポーズをとる「ばっちシーン」を撮影する必要があるのだ。
この一連の流れが、単なる探索ゲームに留まらない、独特の緊張感と達成感を生み出している。さらに、時間制限やフィルム枚数の制限が、プレイヤーに戦略的な思考を要求する。まさに、観察力と判断力が試されるゲームと言えるだろう。
乗客の救出に奔走する中で、プレイヤーはアパートに住む個性豊かな「チキュー人」たちと出会うことになる。酒とパチンコ好きのおとーちゃん、勉強熱心なむすこ、怪しい黒服たち、そして赤ちゃんプレイを楽しむ中年男性まで。彼らの日常を観察することで、乗客の居場所や「ばっちシーン」のヒントを得ることができるのだ。住人たちの奇妙な行動や人間関係は、ゲームに独特のユーモアと深みを与えている。彼らの生活を覗き見ているうちに、いつの間にかゲームの世界に引き込まれていくことだろう。
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